首都圏にも進出。愛知の「きゃべとん」

2017年愛知県豊橋市に誕生した「熟成醤油ラーメンきゃべとん」。2020年12月現在、埼玉県、神奈川県など首都圏にも進出し続々と店舗が増えています。

200度の油で素揚げしたキャベツが特徴のラーメン店です。豚友達から教えてもらい、初めて行ってみました。

何よりも気に入った衛生管理

コロナ禍となった今年、飲食店の衛生管理というものがいつも以上に目についてしまう年でもありました。今回、初めての訪問で感動したのがきゃべとんの衛生管理です。

ちょうどタイミングがあったという点もありますが、衛生管理をチェックする人（本社からかその店舗の人かは不明）が店内や厨房を見て周っていたところに遭遇したのですが、その様子が本当に真剣に一つ一つを見てくれていました。そして細かい例は割愛させてもらいますが、その他のスタッフの方々の動きもかなり衛生面に気を使っている動きと風貌。そういう姿を拝見すると、「この店は安心できる」と思ってしまいます。

1店舗しか見ていませんが、少なくとも真剣に衛生面を管理していることは伝わってきました。今回はどうしてもそのことに最初に触れたかったのです。

きゃべとんランチメニュー

そして本題。今回きゃべとんにはランチに行ったので、ランチメニューの紹介です。

平日17時まではラーメンと鉄板焼豚チャーハンや、餃子とのセットがあります。メニューの料金はスタンダードなラーメン「きゃべとん」での価格ですが、ラーメンをその他のものに変更ができ、プラスの金額がメニュー下に掲載されています。

店内には100円トッピングやデザートメニューも。

素揚げキャベツが売りの店でもあるので、きゃべつ増し、きゃべつ増し増し、追いきゃべつ、〆きゃめつなどもあります。

「きゃべとん」のテーブル調味料です。

青ゆず餃子だれが気になりました。これを使いたいがために餃子もオーダーしようかと思ったのですが、今回はそこまで胃袋に余裕がなかったので次回のお楽しみに。

「きゃべとん」できゃべとんチャーシュー麵＋鉄板焼豚チャーハンを食べた感想

ラーメンが気になっていたのはもちろんなのですが、どうしても「鉄板焼豚（チャーシュー）チャーハン」も気になっていたので、チャーハンとのセットにしました。

同時に出てきましたが、まずは、鉄板焼豚チャーハンのご紹介から。中央にチャーハンだけが乗ったアツアツの鉄板がやってきて、店員さんが目の前で溶き卵をかけてくれます。

チャーシューはチャーハンの頂上に鎮座。

卵が完全に固まる前にチャーシューを含めて一気に自分で混ぜます。

アツアツの鉄板の上のチャーハンはいい香り。卵のふんわりさも損なわれずに美味しい状態でいただけました。

そしてこちらが、きゃべとんチャーシューメン。巨大なチャーシューが3枚も！麵なんて一切見えない丼の状態です。

厚みはないチャーシューですが、とにかくこの大きさなので大満足。

スープは初めて食べる味。これが店名にもなっている熟成醤油の力でしょうか。豚と鶏と宗田節を使っているスープで、それぞれの旨みが調和し全体に丸い味にまとまっている素晴らしさ。まずこのスープの味にも感動しました。

麺にも驚き。厳選した小麦粉でできている特製細打ちストレート麺。写真では分かりづらいことになってしまいましたが、とにかく細い。博多とんこつのような細さですが、味はまったく違うもの。風貌としてはインスタントラーメンの袋麺のような細さですが、加水率が高いのかしなやかだけれど、伸びることなく最後までおいしくいただける細麺です。